奇飛の追憶の過去自部隊会話ログとか過去の話とかぼちぼちと。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
24期重要会話:馬鹿馬鹿しい問答
中盤戦出場/聖国(大隊長) クラリエント シリール
反映会話2:手土産/饅頭 サマロ シリール
| 一人の男が天幕の中で腰を下ろし手紙を読んでいる。 その表情はやや固く、あまり楽しい雰囲気の内容では無さそうである。 |
|
| そこにローブを来た女がやってくると 訝しげな顔で中に居た男に声を掛けた。 貴方は何を狙っているの。 |
|
| おや、何の事でしょうか。 声を掛けられた男は問いを受け顔を上げると にこやかな笑みを浮かべる。 聖国も以前居た時とは大分様変わりしましたね。 私にも大戦参加の願いが出るとは嘆かわしいですが、 これはいっそ評価されたと喜ぶべきでしょうかね。 |
|
| 相手の呑気とも言える返答に苛立ったのか 女はより一層険しい表情に変わる。 評価の時期なんてとっくに分かっていた筈だわ。 貴方、自分から出る様にしたでしょう。 |
|
| おや、そう思われますか? 仮にそうだとして、何か問題でもあるのでしょうか。 |
|
| 名前と顔を売る為でしょう。 それが何を意味するのか、私に分からないと思っているのなら大きな間違いだわ。 |
|
| ええ、ええ。勿論貴女の頭の良さは存じております。 ですからこうして策を打っているのですよ。何かおかしいですか? |
|
| ……最後まで弱音を吐くつもりは無いのね。 後で絶対に悔やむ事になるわよ。 |
|
| " 悔める時があるのなら " それ程嬉しい事はありません。 私にも私なりのプライドというものがありますので、 ご理解いただければ幸いですよ。 |
|
| 私達はそれでいいけれど、チシミアはそうはいかないでしょう。 そのお守りまでさせる気なのかしら貴方は。 |
|
| 彼女にお守りが必要ですか? 多少放っておいても何とか出来るかと思いますが。 どちらにせよ私が気を利かせる問題とは思えませんし、 私が言わないからといって貴女が言うつもりも無いのでしょう? |
|
| わざわざババを引くつもりは無いわ。当たり前でしょう。 それより最低限の指示はして貰わないと困るわ。 それぐらいの責任は当然取ってくれるんでしょうね。 |
|
| ええ、勿論です。その辺りはむしろしない方が恐ろしいですから キッチリやらせていただきますよ。 次は皇国、その後は聖国へ。 その辺りの話はまた皆さんがいる中で致しますよ。 |
|
| 淡々と話す男の返事を聞き 目を逸らしたローブの女は苦々しい顔を浮かべる。 気に入らないわ。 |
|
| トゲのある言葉を投げかけられた男は一瞬真顔になったが すぐにおどけた様に笑みを見せる。 その様な評価を貴女からいただくのは初めてですね。 ここに来て貴重な体験ができるとは思いもしませんでした。 |
|
| 本当に、気に入らない……! ローブの女は震えた声でそう言うと 返事も聞かずに身を翻し天幕の外へと去って行った。 |
|
|
去り行く相手を見届けた男は途端に弱々しい表情になると |
反映会話2:手土産/饅頭 サマロ シリール
| 一つの天幕の中に一人の少女の姿がある。 少女は地面に座り、目の前にある箱を手にも取らずまじまじと見つめている。 |
|
| そこにローブを来た女がやって来ると元居た少女を一瞥し、 荷物の方へ向かいつつ声を投げかける。 それは食べても大丈夫よ。 クラリエントがさっき受け取ったと言っていたから。 |
|
| 掛けられた声に少女はハッと顔を上げ、相手に視線を向ける。 あ。お土産、ですか。 |
|
|
問いを受けた女は荷物に伸ばした手を止め少女に視線を向ける。 |
|
| 白い……もふもふさん……。 思い当たる人物がいるのかいないのか、少女は頷きながらそう呟く。 |
|
| ローブの女は頷く相手から目を逸らし荷物の中から複数の物を手に取ると 思案する様に視線を動かした後、そのままの姿勢で再び口を開く。 ねえ。あなたは平和な生活が出来ると言ったら、それを望むかしら。 |
|
| 平和な生活、ですか。 箱に視線を戻していた少女は声を受け相手に顔を向けると 意味を考える様にオウム返しをする。 |
|
| ローブの女は振り向く事はせず、無言で相手の言葉を待っている。 緊張しているのか、物を持つ手に力を込めた様にも見える。 |
|
| 皆で、出来るなら。とても良いと思います。 だけど、私、1人なら。いらないです。 暫し考え込んだ末に、少女は決意する様にそう答える。 |
|
| ローブの女は返答を聞き目を見開くと、 神妙な面持ちで少女へと向き直った。 貴女以外の誰かの記憶が無くなったら、耐えられるかしら。 |
|
| 少女は続けて投げられた問いに、今度は然程時間を掛けず口を開く。 頑張り、ます。 |
|
| それは、頑張らなければ耐えられないという事かしら。 | |
| えっと。頑張って、支えます。 | |
| 少女の答えが意外なものだったのか、 ローブの女は驚いた表情で言葉を詰まらせる。 |
|
| 少女は黙る相手にまだ伝わっていないと思ったのか説明を続ける。 その。強くなったので。一人でも、戦えます。 もっと、役にたてます。強くなります。 |
|
| そう。そうね。本当に、強くなったのね。 たどたどしくも心を込めて力説する少女に ローブの女も言葉を噛みしめる様に切なげな表情でそう返す。 |
|
| シリールさんは。不安ですか。 | |
| きっとそういう事だわ。何しろ貴女に理由を押し付けようとしたのだから。 自覚が無いのは恐ろしい事ね。 そう吐露する女の表情は、今にも泣きそうに見える。 |
|
| 少女は相手の様子を見ると立ち上がり相手の目の前へ駆け寄る。 頼りに、なります。みんな、仲間です。 一人じゃ、無いです。 |
|
| そうね。そうだわ。 弱音を吐かないのは私も一緒なんだわ。笑ってしまうわね。 言葉とは裏腹に、その頬には1つ、2つと涙が伝ってゆく。 |
|
| 少女は物を持つ相手の手をそっと包み優しく声を掛ける。 大丈夫、です。ずっと、これからも。 一緒に居れば、大丈夫です。 |
|
| ええ、そうね。本当にばかばかしいわ。 ありがとう、サマロ……。 |
PR
▽この記事にコメントする
・・・プレビュー中・・・
プロフィール
HN:
34センチ
性別:
非公開
自己紹介:
AUC S鯖サイド:34cm
ブログ内検索
最新記事
(04/05)
(04/01)
(02/20)
(11/17)
(08/09)
(08/08)
(08/08)
(08/08)
(08/08)
(05/06)