奇飛の追憶の過去自部隊会話ログとか過去の話とかぼちぼちと。
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18期重要会話:カパッサとサマロとクラリエント 偵察と成果
反映会話9:イベント参加/トレーニング カパッサ サマロ クラリエント
| 狭い宿のロビーの一角に一人の男の姿がある。 男はカップに注がれた紅茶と思わしき液体を飲みながらぼんやりとしており、 どうやら留守番をしている様である。 |
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| そこへ玄関の扉から目つきの鋭い男と橙色の髪をした少女が現れると、 元いた男に視線を向けゆっくりと近づいた。 |
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| 二人と目を合わせた男はにこやかな表情を浮かべて口を開いた。 ああ、戻りましたか。どうでしたか帝国は。 |
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| どうも何も、本当にあそこに泊まるのか。 ちゃんと経営できてるかすら怪しかったぞ。 |
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| 別段害は無かったでしょう? サマロはどうでしたか。よく眠れましたか? |
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| えっと……。疲れてたんです、けど。 寝て、起きたら。とってもスッキリ、してました。 |
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| お前、疲れてたのか。 | |
| その。カパッサが。 少女は問いを受けると目を逸らしながらそう答えた。 |
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| その言葉を聞いた男は驚きの表情を見せると バツが悪そうに少女から視線を逸らした。 |
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| 何か疲れるような事をされたのですか? それとも、トラブルでも? |
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| えっと。 トレーニング、しました。 |
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| トレーニング?サマロがですか? | |
| いえ、その。 カパッサが、帝国の、人と。 |
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| ……イマイチ状況が理解できませんが。 そこまで意気投合する方が帝国にいらっしゃったのですか? |
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| 違う。トレーニングの相手を募集してるヤツの所に迷い込んだから 俺が相手になっただけだ。 |
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| 迷ってない!……です。 | |
| ……そうか。 大きな声を出した少女に茶髪の男は目を見開いたが それ以上の動揺を見せる事はなく、すぐに表情を戻し短くそう返した。 |
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| 金髪の男は二人のやりとりを静観していたが それ以上の会話が見込めない空気になると静かに口を開いた。 何にせよ、知り合いが増えたのなら良かったです。 宿泊形態自体にも不満は無さそうですし、 問題が無ければその宿にしてしまいましょうかね。 |
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| お前、俺の話聞いてたのか? 経営に不審点があると言っただろう。 |
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| そちらは織り込み済みです。 疲れも取れるほどぐっすり眠れたようですし、 値段と立地からしてもあそこが理想ですよ。 後は次の巡りの時に存在しているかどうかですね。 そちらの方はまた確認してから考える事に致しましょう。 |
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| ……チッ。 目つきの鋭い男は舌打ちをするとそれ以上言葉を続けることは無く 2階へ続く階段へと消えて行った。 |
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| えっと……。戻り、ます。 去り行く男とそれを見届ける男を交互に見た少女は 遠慮がちにそう告げると階段へと駆けていった。 |
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| 金髪の男は少女が去った事を確認すると 視線を落とし底が見え始めたカップを傾けた。 ……さて、次の話は何時しましょうかね。 |
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| そう独りごちた男は残っていた液体を飲み干すと また一人ぼんやりとし始めるのであった。 |
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