奇飛の追憶の過去自部隊会話ログとか過去の話とかぼちぼちと。
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16期重要会話:サマロとカパッサ/シリールとカパッサ 不安の予兆
反映会話3:イベント出発/狩猟 サマロ カパッサ
反映会話4:イベント帰還/狩猟 シリール カパッサ
| 日は変わって、少女が一人天幕の前で地べたに布を引きちょこんと座っている。 何処となく不安げではあるものの、見張りをしている様である。 |
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| そこへ弓を携えた男が一枚のチラシを片手に 急ぐ様子も無く少女の元へやってきた。 |
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| あ……!おかえり、なさい。カパッサ。 少女は男を見るとパッと表情を明るくし立ち上がってそう言った。 笑みこそ見せないものの、声と雰囲気から察するに随分と嬉しそうである。 |
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| ああ、戻った。 男は対照的に素っ気無い態度でそう言うと 一度目を逸らしてから少し迷う様に口を開いた。 しばらく帝国に行くが、お前も来るか。サマロ。 |
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| ていこく……? 仲間じゃ、無くなるの? 少女は男の口から出た単語を反芻すると 不安の色を強めそう聞いた。 |
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| いや、違う。短期滞在をするだけだ。 二週間もすればまた会えるだろう。 男は不安にさせた侘びも無くそう淡々と補足すると 見下ろしたまま真っ直ぐと相手を見つめた。 少し狩りの腕を確かめてくる。付いて来るか。 |
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| 少女は問いを受け、視線を方々に彷徨わせながらしばし思考すると 胸の前で手をぎゅっと握り締め口を開いた。 私は、大丈夫。すぐ、また会えるなら……。 ここで、待ってる。 |
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| ……そうか。明日の朝には出発する。 それまでに気が変わったら言え。 男は落胆も安堵も見せずそう言い放つと 返事も聞かずに一つの天幕へと入って行った |
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| あ……。 少女は去り行く男を引き止める事もできず 姿が消えた天幕を見つめると視線を下に向けた。 カパッサ、私……。 |
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| 尻すぼみに紡がれた言葉の先が発せられる事は無く、 少女はしばしそのまま立ち尽くすのであった。 |
反映会話4:イベント帰還/狩猟 シリール カパッサ
| 日は変わって、天幕の外にローブを着た女の姿がある。 女は木の椅子に腰掛けながら一人本を読んでおり、 沈みかけた太陽がそのページを赤く照らしている。 |
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| そこに目つきの鋭い一人の男がゆっくりとやってきた。 身なりは多少汚れてはいるものの、その表情に疲労の色は見えない。 |
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| ……あら、帰ってきたのね。 女は男に気づくも本を閉じる事はせず、そのままの体勢で男に言葉をかけた。 そこに落胆や喜びと言った感情は見えず、 男の帰還自体に然程興味は無いようである。 |
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| サマロは無事か。 男は女の声かけに答える事は無く、口を開くなりそう言った。 |
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| ええ。何も無かったわ。 アナタが居なくてももう平気なのね。 女は淡々とそう返答すると視線を本へと戻した。 今は中央の天幕で談笑でも聞いているんじゃないかしら。 |
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| ……そうか。 男はそう短く返事をすると、 女が示したものとは別の天幕へと消えて行った。 |
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| ローブの女はその行動をやや驚くような表情で見ていたが、 数秒もしない内にページへと目を落とすとまた続きを読み始めるのであった。 |
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